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みんなが思う結婚観とは?男女や時代で考え方は大きく異なる

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結婚観について考えたことがありますか?

未婚の男性・女性が多くなっている中でも、結婚を意識したことがない方は少ないのではないでしょうか。結婚観は男女で大きく異なり、結婚観の違いで、別れを選択するカップルも少なくありません。また、結婚観は悩みやすく、「結婚はこうあるべき」といったものが増えれば増えるほど、結婚から遠ざかってしまいがちです。

ここでは、そんな悩みやすい結婚観を「男女で異なる結婚観」や「現代における結婚観」などを含めて解説していきます。

結婚観の意味とは

結婚を意識する人が「自分の結婚はこうあるべき」などと考えたりしますが、このような理想の結婚に対する考え方を「結婚観」と呼びます。結婚観は多種多様で、個人によって大きく異なります。男女での違いや時代での違いも大きく、カップルや親子で結婚観が違い、仲違いをしてしまう方も少なくありません。

相手が考えていることが分からなくなり、結婚に後ろ向きにならないためにも、相手がどのような結婚観を抱いているのかを考えてみましょう。

男女の結婚観はこんなに違う

カップルで結婚観の話をすると「なんでわかってくれないのだろう」と思う方も多いのではないでしょうか。結婚観を考えるときに、男性と女性では考え方のポイントが異なるため、分かり合えない部分がでてきます。

ときには、この違いが些細なものであっても、別れにつながることも。違いをお互い把握することで、良好な関係を保てるのではないでしょうか。では、一体どんな違いがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

女性は結婚に男性は今に目がいきやすい

女性の多くは、好きな男性と恋愛をしていると、その先である結婚を考える傾向にあります。年齢にもよりますが、女性は子供が欲しいと考え、出産の適齢期を意識する方が多いです。そのため、相手の子供への意識や、結婚の年齢などを男性に確認する方も多いのではないでしょうか。

それに対して、男性は将来のことよりも、今現在のことに目がいきやすいです。極端な言い方をすれば、「今が楽しければそれでいい」という考えなので、結婚まで頭が回っていない方が多いのです。その背景としては、結婚となると「男性が家族を養わなければならない」といった、責任を負うイメージがあり、簡単に考えられないといった方が多いといえます。

女性はスペック重視男性は好み重視

女性の多くは、恋愛であればそこまで気にはしないものの、結婚となると考え方が変わります。男性に安心や安定を求めることから、年収や身長、職業などのスペックを重視する方が多いといえます。

男性は、恋愛でも結婚でも考え方は大きく変わらず、女性に対して癒しや視覚的な刺激を求めることから、性格や、容姿など、自分の好みを重視する方が多いといえます。

プライベートに対する考え方が異なる

プライベートを考えたときに、女性は夫や子供など、家族を優先する方が多いです。それに対して、男性は自分のことを一番に考える方が多いといえます。また、男性は「家族を養うために働かなければ」といった考えから、休日を仕事場の人たちと過ごす方も少なくありません。

「結婚式の準備があるのにまかせきりで、仕事の予定ばかり入れる」などと不満に思ったとしても、実はあなたのことを思ってのことかもしれません。

結婚観の違いが別れにつながることも

結婚観の違いが、別れる決定打になることもあります。どのような違いで、別れにいたってしまうのでしょうか。

結婚後の子供の有無

結婚後に子供が欲しいどうか、または子供を産むタイミングなどが、別れにつながりやすいといえます。例えば「どうしても子供が欲しい女性」と、「別に、子供はいなくてもいい男性」の場合、どちらかが我慢しなければならなくなります。

また、女性の結婚平均年齢は29.4歳(2016年)ですが、女性の出産は日本において「35歳以上の初産婦」は高齢出産とされリスクが高まるといわれています。そのため、結婚をする年齢によっては、すぐに妊活に取り組みたい女性もいます。

ただし、男性にはタイムリミットがないため、出産に対して積極的な方が少なく、意見が割れてしまうことも多いようです。中には、希望する子供の人数で、別れにいたることもあるようです。

男性側の決めつけから別れることも

近年の傾向では、女性も世に出て働く時代です。あまり見かけることはありませんが、男性の決めつけに嫌気がさして、別れを考える方もいるようです。例えば、女性が働くことに対し、家事に支障が出ない範囲で働くよう求められる。または、子供が欲しいと思っていないのに、女性は子供を産むことが当たり前のように言われることがあります。

また、これは女性にもいえることで、男性は「働いて家族を養うのが当たり前」といった考えも、相手にプレッシャーをかける言葉なので気をつけましょう。

結婚相手との家族の問題

結婚相手とどんなに結婚したくても、相手の家族から結婚に反対されることもあります。結婚式をする費用などの金銭感覚の違いや、宗教・お墓参りなどの行事などが、家族と分かり合えないケースも。また、本人たちが家族に認められたとしても、親同士で仲違いをしてしまうこともあります。

とくに宗教は問題につながりやすく、自分の家と相手の家の宗教が異なると、家族だけでなく結婚相手とけんか別れになってしまうことも少なくないようです。

現代の若者の結婚観とは?

一昔前の結婚観は、みんなが結婚するから自分もするなど、世間体を気にしてだったり、家を代々引き継ぐ、墓守をする役目を担うなど、家族のためだったりなどの理由が多くありました。

また、女性に経済力がない、男性に家事をする力がないなど、不足している部分を補うためや、両親の面倒をみるためなど、現代ではあまり考えつかない理由が多かったようです。

女性は働く人が増え、男性でも一人暮らしなどから、家事力が高い人が増えています。また、墓守などの役割も薄れていっている現代では、どのように結婚観が変化しているのでしょうか。

親世代と比べると恋愛に対して消極的

まず、結婚につながる恋愛に積極的な方が、親世代に比べると大幅に減少しています。明治安田生命が行った調査によると、恋愛に積極的な方は男性で約半分に、女性で約3割減少となり、男性と女性を比べると、男性のほうが恋愛に対して消極的といえます。

男性の4人に1人が「恋人は欲しくない」と答えています。その背景には、自分の時間を大切にしたいという方が多く、結婚を考える方は少ないといえます。

経済的な不安で結婚に踏み切れない

恋愛に消極的な人が多いといっても、もちろん結婚に前向きな方も多くいます。ただし、自分の稼ぎで結婚生活を円満に過ごせるかどうかが不安で、恋人がいても結婚に踏み切れないという方が多いようです。

現代はどちらかというと、収入を貯蓄する傾向にあり、ある程度結婚生活が成り立つほどの貯蓄額や年収でないと、結婚を前向きに検討できないようです。ちなみに、昔も経済的な面を考える男性は多かったようですが、現代では男性・女性問わず、不安になる方が多いといえます。

これは余談ですが、育児費や出産費がかかるので、結婚しても子供は産まない、産んでも一人でいいといった考えの方も少なくないようです。

夫婦別姓は肯定的な意見もある

現在の法律では、夫婦同姓を定めているので、結婚をしたらどちらかが姓を変更しなければなりません。生まれてから結婚するまで使っていた姓が、結婚したことで急に変わり、違和感を感じる方も少なくないようです。また、会社でもサインや書類の作成者などが、旧姓のときと同一人物と認識されにくく、トラブルにつながる可能性もあります。

この夫婦同姓といった法律に、異を唱える20代は多く、同姓ということで不都合があるなら、認めるべきだという意見が出ているようです。ただし、夫婦同姓で問題はないという意見もあるので、一概にどちらがいいとはいえません。

もう一度自身の結婚観を見つめ直してみましょう

結婚観は、人それぞれ持ち合わせているものなので正解がありません。それだけに、自分の結婚観は合っているのかどうかを、確認したくなるものです。また、男性や家族と異なった結婚観だと、相手にどうしてわかってもらえないのかと、不満を持つことも。

もしも結婚観で迷ってしまったら、一度自分の結婚観を見つめなおしてみましょう。また、結婚相手と結婚観が異なってしまった場合は、多少歩み寄ることも必要です。すぐに別れを決断するのではなく、男女での結婚観の違いを思い出して、冷静に考えることが大切です。

LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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