仕事の悩み

仕事を辞めたい気持ちはどうすればよい?辞めるのに適したタイミングとは

だれでも一度は、仕事を辞めたくなるときがあるのではないでしょうか。人が一度は抱えるその悩みは、どのようなシーンで生じるものなのでしょう。そして、仕事を辞める決意をするかしないかの分かれめとは何でしょうか。その見極めかたをみていきましょう。

社会人なら一度は考える「仕事を辞めたい」という悩み

社会人になると、一度くらいは「もう、仕事を辞めたい」と考えたことはあると思います。

「毎日頑張っていてもなかなか努力を認めてもらえない」、「職場の人間関係がギクシャクしていてやりづらい」など自分の頑張りだけでは解決することが難しいこともありますよね。

憧れの仕事をしたくて入った会社でも、「これは本当にやりたかったことなのだろうか」と、理想と現実のギャップに悩むこともあります。

ただし、すぐに辞めるという決断をするのではなく、現状の問題点とこれからどうしたいのか、将来のことを落ち着いて考えてみてください。

この記事では仕事の悩みに対する解決方法、続けたほうがよい場合や転職を考え見たほうが場合、働き方に合わせた、あなたにあった転職エージェントの選び方を紹介します。

もっとも多い転職のきっかけは給与や待遇への不満

エン転職が2016年に行った社会人9,227人を対象にしたアンケートによると、転職理由の中でもっとも多いのは「給与・待遇への不満」48%で、次いで「仕事内容への不安」が37%、そして「成長実感が持てない」が28%でした。

より詳しく理由を見ていくと、ポジションは上に行けても、給与や評価自体が上がらず、モチベーションの低下や生活への不安を感じたことがきっかけとなっている人が多くいます。

【引用元:エン転職

今の自分の気持ちに正直になることが大切

仕事を辞めたいという気持ちが一時的なものかどうかを考えてみましょう。今の自分の不安や不満をすべて紙に書き出してみるのもよいです。

その上で、続ける意味があるのかどうかを判断しても遅くはありません。

もし、自分のスキルがどういう風に活かせるのか不安であればキャリア適性診断を使って自分の適性を調べてみましょう。自分では気づかなかった強みを知るきっかけにもなります。

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なぜ【仕事を辞めたいと感じるのか?】3つの理由を整理

仕事を辞めたいと思う理由は大きく分けて、人間関係、会社への不満(給料面、社内方針)、将来への不安の3つがあります。

まずは仕事を辞めたいと思う感情がどこからくるものなのかを考えてみましょう。

【辞めたい理由1】人間関係の悩み

社会人の仕事の悩みで最も多いのが人間関係の悩みです。職場の人間関係が悪いと仕事への影響だけでなく、ひどい場合はうつなどの精神病を引き起こすきっかけになります。

職場の上司など、身近な相談相手を見つけて自分ひとりで抱え込まないようにすることが必要です。

【辞めたい理由2】会社への不満

人間関係に次いで会社を辞めたくなる理由の一つが仕事への不満です。仕事量に見合った評価が得られていない、労働時間に対しての給料が安いなどさまざまなケースがありますが、正当な評価を受けていないのであれば、一度、上司に相談してみましょう。

自分の成果に対して給料や勤務体系の相談をすることは決して悪いことではありません。

しかし、必ず意見が通るということはないので、どの辺りで折り合いをつけられるのか、納得できない場合はどうするべきかも考えるようにしましょう。

【辞めたい理由3】将来への不安

新入社員の頃はとにかくがむしゃらにがんばってきたけど、仕事に少し余裕がでてくると、「このままこの仕事を続けていていいのだろうか?」、「自分の本当にやりたいことはなんだろう?」と将来への不安があらわれます。

それが、一時的な不安ということもありますが、自分の成長を感じられない、お金のために働いていると感じているのなら思いきって転職を考えるのも一つの方法です。

いろいろな働き方を知ることで人生の選択肢を広げることができます。

仕事を含めた将来への不安が強い人は将来に不安を感じたときにはどうすればいい?原因と対処法を知ろうも参考にしてみてください。

人間関係で多い悩みと対処方法

仕事をしていく中でさまざまな人と関わっていくため、自然とトラブルも起きやすくなります。上司への対応、同僚とのコミュニケーション、後輩との関係性の築き方などに分けて紹介します。

上司からのパワハラ

パワハラとは、パワーハラスメントの略で、同じ職場で働く人に対する職務上の地位を利用した、業務の範囲を超えた個人への悪影響や精神的・肉体的苦痛を指します。

  • 私物をチェックされ、プライベートなことをしつこく聞かれる
  • 経験に関係なく無理な仕事内容を要求される
  • 営業職なのに一日中書類整理をするよう指示される
  • 多くの人が見ているところで罵倒される

ここに挙げたのはごく一例ですが、中にはパワハラかどうか見極めが難しい場合もあります。迷ったらまずは、社内相談窓口や人事部に相談してみましょう。

一人で解決しようとすると時間がかかったり、余計にパワハラが激しくなったりする恐れがあります。

また社内で相談が難しい場合は、社外の相談先として法テラスやみんなの人権110番など、専門機関を頼ることも可能です。

一人で悩まず、できるだけ多くの人に悩みを打ち明けて協力してもらい、自分の心と体を守りましょう。

上司からのセクハラ

セクハラ(セクシャル・ハラスメント)は、言葉や身体的接触により、性的な嫌がらせを加えることです。対象者も社内の人だけではなく社外の人に対して社員が行う場合もあります。

セクハラの例としては、次のようなケースが挙げられます。

  • 上司から「付き合いが派手過ぎる」「節操がない」と理由もなく非難された
  • 同僚から性行為の経験についてしつこく聞かれる
  • 恋人の有無について何度も確かめられる

上司に抱き着かれてキスをされたなど、具体的な身体的接触がある場合は「強制わいせつ罪」に当たるかもしれません。

我慢するほどエスカレートしてしまうため、社内での相談はもちろん、早めに弁護士など第三者に介入してもらうことも必要です。

同僚と打ち解けられない

同僚と打ち解けられない場合も、会社を辞めたくなる立派な理由となります。

特に、中途採用などで新しい会社に入ると、すでにランチを一緒に行くメンバーなどのグループができていて、なかなかそこに入ることができない場合があります。

ランチに誘われない自分。なかなかグループに入ることができない自分。そのような自分自身に憂鬱になってくることもあるでしょう。もしくは趣味趣向が異なるために、話が合わないこともあります。

同僚と打ち解けられない場合には、相手からのリアクションを待っていても仕方がありません。最初は些細な仕事の話でもよいので少しづつコミュニケーションを自分からとるように心がけてみましょう

自分自身が動いたり、変わったりすることで、人間関係は流動的に変化するものなのです。

後輩とのコミュニケーション

先輩と後輩の関係性も、学生時代とはまた異なります。今後業務を覚え企業の一員として成長してもらう上で、信頼関係を作る必要があるからです。

後輩から信頼してもらえず避けられ、自分に自信を無くしてしまい、仕事を辞めたいと思う人もいます。

仕事上の後輩を持つのは初めて、という人はまずは後輩のことを知ることから始めてみましょう。共通の趣味が見つかると距離を縮めることができ、後輩から話しかけやすい状況を作ることができます。

また後輩の性格を知ることでどういうふうな教え方をすると良いのかを知るヒントにもなります。

それでも解決が難しい場合は、後輩との相性が悪い可能性も考えられます。担当を交代した方が良いかなど、頼れる上司に相談してみましょう。周りと協力しながら、一人で抱え込まないことが大切です。

社内でのいじめや嫌がらせ

一番悪質で、解決が難しいのが職場でのいじめや嫌がらせです。特に、ブラック企業と呼ばれているような会社ではいじめが常習化している場合もあります。

このケースでは、お局様などの日頃たまっているストレスや鬱憤のターゲットとなってしまっている可能性があり、もしも自分自身がターゲットから外れたとしても別の誰かがその対象となってしまいます。

自分を変えることができても、他人を変えることはなかなかできないのが現状です。もしもいじめや嫌がらせが陰湿、悪質な場合には、部署変更を願い出たり転職を考慮することを考えてもよいかもしれません。

我慢ばかりしていると、心身共に復活できないほどのダメージを受けてしまうことがあります。

なぜ人間関係で悩んでしまうのか?辞める前に人間関係をなんとかしたいと思っている方は仕事の人間関係に悩む理由とは|改善法を理解し症状悪化を予防しようも参考にしてみてください。

会社への不満に対する対処法

人間関係はうまくいってる場合でも仕事に対して正当に評価されていない場合や、自分のやりたい仕事をやらせてもらえない場合も、仕事を辞めたいと感じる原因になります。

仕事に対して正当に評価されない

正当な評価を受けられない場合、主に3つの原因が考えられます。

  • 上司や会社にあなたを評価する余裕がない
  • 会社の考えとあなたのスキルが合っていない
  • あなた自身が評価されていることに気づいていない

まず上司に他人を見る余裕がなく、褒めるのが下手な人である場合、仕事に対する正当な評価をされない可能性があります。会社に評価のためのツールやシステムがない場合も、上司のさじ加減で評価されているかもしれません。

また自分自身の価値観における評価と、会社が示す評価が異なる場合もあります。

仕事の評価については、仕事が評価されない人の主な原因とは?その解決方法をチェックしようで詳しく解説しています。

成果に対して給料が見合っていない

会社に対し貢献もしていて、人間関係も良好なのに全く評価や給与が上がらない場合、会社にまずは働きかけてみましょう。ポイントとして、まずは就業規則を確認して、昇給の項目を確認します。

もし規則に当てはまっても昇給がなければ、違法にあたるからです。

同じように働いている人より給与が低いという証拠や、具体的な業務内容、業績をアピールする準備も必要です。1年以上昇給がない場合、社長を除く信頼できる上司へ原因や現状、理由を確かめることで、給与が上がる可能性もあります。

そこまでしても全く給与が上がらなければ、転職も選択肢に入ります。しかし転職先でも給与が必ずしも上がるとは限らないため、成果に見合った給与が得られるように、自分の市場価値に応じた転職先を選びましょう。

そのためのいち手段として、転職エージェントなどに登録してプロの意見を聞いてみましょう

「いきなり相談するのはちょっと…。」と思う人はネットで可能な適性診断を使い、自分の強みや性格を知っておくと、今後の転職の手助けになります。

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転職エージェントに相談した人の声

30代 マーケティング職
思い切って相談してみてよかった
★★★★★
転職エージェントはたくさんあって、正直どこに登録したらいいのかよくわからなかったので、大手で実績のありそうなdodaリクルートエージェントの2社に最初は登録していました。担当のエージェントに相談をするうちに、本当にやりたかった仕事が見つかり、給料などの条件も良いところを紹介してもらえたので、思い切って相談してみて良かったと思います。

20代 医療職
効率よく転職先を探せた
★★★★
専門職で仕事も忙しいため、大手の中でもさらに自分の職種に合う転職エージェントを利用しました。自分の求めている条件に合う職場を探す労力や、面接対策、魅力のある履歴書の作り方についても詳しく教えてもらえたので、忙しい人にこそ転職エージェントは向いているな、と思いました。

勤務時間への不満

長時間に渡り会社に拘束されると、精神的にも肉体的にも疲労が蓄積していきます。仕事の効率が落ちたり、気持ちが滅入ったりして仕事を辞めたくなるのは当然のこと。また、残業が多かったりサービス残業があったりすると、プライベートに割くことができる時間も少なくなり、恋人との仲違いの原因にもなってしまいます。

そういった場合はワークライフバランスを見直し、理想とする「仕事とプライベートの時間の割合」と今の現状の差がどれくらいあるかを調べてみましょう。

会社のビジョンが自分に合わない

会社のビジョンが自分に合わないと、その会社にいることに対して非常に居心地の悪さを感じてしまうことがあります。例えば、じっくりと顧客と向き合って時間をかけて関係を築きたいと思っていても、会社の方針が異なれば思うようにはできません。

社訓などに共感でき、はまることができればそこは同じ思いを共有することができますが、考え方に合わないと仕事をしていてもどこかに疑問が生まれてしまいます。多少、残業が多かったり、仕事がきつくても会社のビジョンに共感でき、同じ目標に向かって進んでいける仲間がいるのなら、今の会社で成長できる可能性は高いです。

しかし、顧客の不利益になるようなことを行っていたり、法律のグレーゾーンでの仕事を強いられるような場合には、自分の気持ちを曲げてまで会社に尽くす必要はありません

転職を決意した人の声

20代 事務職
体育会系の職場がつらい
★★
新卒で入った会社が、思った以上に体育会系の職場で大変でした。比較的とおとなしい性格なので、大きい声で挨拶を強要されたり、強制的な飲み会への参加など、つらいことも多かったので転職しました。

30代 管理職
経営陣の考えについていけず転職
お客様至上主義な社風で、どんなにひどいクレームでも「現場が頑張って対応しなかったから」と切り捨てられ、疲れ果ててしまいました。部下のためにも頑張っていたのですが、体を壊してしまったことをきっかけに、転職を決意しました。仕事も人間関係と一緒で、相性があります。仕事内容や社風が合わないと感じたら、自分に合う仕事を見つけましょう。

職務内容に不満

職務内容の不満は、二種類のタイプに分けられます。一つは、仕事に対する理想がはっきりしている場合です。「本当はデザイン系の仕事がしたいのに、なぜ営業から始めなければならないの」のようなケースです。

この場合には焦らず、まず与えられた仕事に取り組んでみてください。別の分野で培った技術や能力は決して無駄にはならず、将来やりたかった分野で活躍する際に、あなたの強みになる可能性があります。

例えば、デザイン系の仕事しかしてこなかった人には思いもつかないような発想が、営業などの仕事を経験してきたことによって浮かぶかもしれません。もしくは営業時代に築き上げた人間関係が将来役に立つこともあります。

自分の中でのルールは決めておく

どれくらいの期間で自分のしたいことができそうか、今の仕事にもやりがいを見つけることができ、我慢するばかりになっていないかは自分の中ではっきりさせましょう。

時間は有限なので、どうしても今の仕事にやりがいを見いだせないのなら転職も視野に入れるほうがよいです。

転職はどれだけ準備が出来ているかが成功につながるポイントです。転職の準備を進める際には「【ガイド】転職に必要な準備とは?活動を始めるときに知っておきたいこと」も参考にしてみてください。

精神的なストレスが与える影響

仕事が辛いときにやってはいけないのが、自分の気持をおさえこんで、がんばってしまうことです。少しくらいは我慢ができても、その気持ちはいつか自分の中で爆発してしまい、仕事に対してだけでなく、精神的な弊害を及ぼす危険もあります。

仕事に対する集中力の低下

仕事における精神的なストレスが高まると、漠然とした不安や注意力の低下、集中力散漫、無気力などが見られるようになります。不眠や慢性的な疲労感、朝の起きにくさ、食欲不振もその1つです。

また人間の脳において、ストレスを感じる部分と、体を管理するホルモン分泌を司る部分はとても近く、ストレスがホルモンバランスへ影響を及ぼしやすくなっています。ホルモンバランスが乱れると、自律神経への影響も考えられるため、早めの対処が必要です。

ストレスというと精神的なものが重視されがちですが、頭痛や腹痛など具体的な身体症状として現れることも多くあります。

うつやパニック障害につながることも

軽い体の不調で済んでいるなら、休養などで健康状態を戻すことができるかもしれません。しかし、うつやパニック障害まで症状が進行してしまうと、なかなか元の状態まで戻すことは難しくなります。うつやパニック障害というのは完治することが難しく、再発の可能性も高いのです。

もしも病院でそのような診断を受けてしまったのなら、すぐに会社に相談しましょう。さまざまな便宜を図ってくれる会社なら残る価値があるかもしれませんが、きっぱりと辞めたほうがよいです。

20代 営業職
つらかったらまずは逃げよう
★★★★
上司からのパワハラが原因で、3年目の時にうつになりました。つらい場合はまず一時的でも職場から逃げて、ゆっくり自分と向き合う時間を取ることも大事です。

30代 事務職
自分の限界は自分にしか分からない
★★★★
実家暮らしをしていたのですが、母が倒れ、家事や介護の負担が全部自分にやってきました。「大丈夫、問題ないから」と自分に言い聞かせ、両立を目指したのですが、うつ病になり全てが破綻しました。もっと早く誰かに頼れていたら、と今でも思います。

会社を辞めるべきかどうかどうやって判断したらよい?

会社を辞めたいと思っていても、それが一時の感情なのかどうかを判断するのは難しいです。まずは辞めたい気持ちがどこから来ているのかを整理することから始めましょう。

その上で辞めるべきかどうかについて、それぞれのケースを紹介します。

すぐに会社を辞めない方がよい場合

会社を辞めたいと思うのは、社会人ならほとんどの人が通る道です。しかし、思い切って辞めてしまってから「こんなはずではなかった」と後悔する人が多いのも事実。会社を辞めない方がよいときというのは、どのような時なのかみていきましょう。

辞めたい理由が漠然としている

漠然と「会社を辞めたい」、「つらい」とだけ思っている人は、まだ今の会社でできることが残っているかもしれません。一定期間、がむしゃらに仕事に打ち込んでみるのも一つの方法です。そうすることで仕事に対する考え方や視野が広がることもあります。

とことんやってみて、現状が変わらないのなら辞めると自分の中のルールを決めておくとよいです。

30代 営業職
結婚?仕事?迷ったら両方もやってみる
★★★★
27、28歳くらいの時、仕事がつらくて、このまま結婚して仕事を辞めようかどうか…かなり迷いました。それがきっかけで婚活を始めてみましたが、婚活をしながら「今の仕事もがんばりたい!」という気持ちが出てきて、そのまま仕事を続けています。今は仕事が楽しくなってきたので、あの時の感情だけで辞めずに良かったと思っています。仕事を辞めるか迷ったら他のことをやってみるのも大事ですね。

20代 販売職
転勤をきっかけに仕事に前向きに
★★★★
仕事先の先輩との関係になじめず、精神的に辛くなっていた時に、転勤することになりました。不安も大きかったのですが、転勤先の先輩とは非常に相性が良く、成績もどんどんアップして仕事を前向きにこなせるようになりました。今思うと、先輩との関係が問題だっただけで、それ以外は好きな職場だったため、あの時辞めなくてよかったと思います。

今の会社で学べることがある

仕事上で様々な苦労を経験していても、それがどんなことであれ「自分のためになっている」「成長している」と感じられたり、また仕事を通じて取得できる資格があるなら、すぐには辞めない方がよいです。

また資格のために仕事を続けるのなら、状況に応じて自分なりの目標を立てることも大切です。たとえば「この資格を取れたら転職活動を始めよう」など、どこまで達成したら辞めるか決めておくことで、気持ちの面でも楽になります。

社内の状況が変わる可能性がある

会社の状況は、刻一刻と変わっていきます。そのため、辞める理由そのものがなくなる可能性もあります。特に人間関係の場合、パワハラやセクハラをしてくる上司の転勤や退職、同僚の部署変更、配置換えなどで、環境が変わるかもしれません。

また給料や残業について、労働組合を通して会社に相談することもできます。改善の手立てが少しでもあるのなら、それに取り組んでから結果に応じて転職を決めることで、気持ちの整理にもつながります。

会社を辞めた方が良い場合

もし、これまで紹介した「辞めるのをとどまった方が良い理由」がないのなら、会社を辞めた方が「その後の人生にとってプラス」になる可能性もあります。転職した方が良い場合について、解説します。

ストレスが強く、精神的支障が感じられる場合

過度なストレスを受け、自分では「まだ大丈夫」と感じていても、突然手の震えや不眠などの体の変化、体重の激減もしくは激増など、心身共に大きな負担がかかってしまいます。この状態が長引くと次第に「仕事を辞める」という選択肢そのものが見えなくなります。

選択肢が狭まるのは、とても怖いことです。仕事を辞めた後なら転職や休暇など様々な対応ができるのに、仕事から逃れるために自殺を選ぶ人もいます。「何かがおかしい」と感じるほど、精神的支障があるのなら、早めに今後を考えて病院へ受診してみましょう。

お金だけが仕事の目的になっている

生活のためにも、お金を稼ぐことはとても重要です。しかし、単純に「お金だけが目的」「趣味や使い道もない」という状況になってしまうと、仕事への興味が次第に薄れ、惰性だけで働く日々が続きます。すると会社に行く時間を耐えるだけになり、精神的な負担だけでなく、自己成長の機会を自然と失ってしまうのです。

自分の未来のために辞めて、今後の人生における仕事の立ち位置をはっきりさせることも大切です。

キャリアアップを感じることができない

仕事での成長がないと、モチベーションが下がりやすくなります。会社側が「次はこういう仕事はどう?」など、様々なキャリアアップ方法について前向きに相談に乗ってくれるなら、転職を思いとどまってもあなたの損にはなりません。

そうではない会社なら、「キャリアアップしたい」というポジティブな思いを受け入れてくれる会社に転職すれば、自分のためにがんばることができます。会社はあなたの将来のためにあるのではなく、あくまでも手段の1つです。

特に他者からの評価ではなく「自分の評価を重視する」という人ほど、自分の為に頑張れない状況は苦痛になりがちです。自分のポジティブな意思を受け入れてくれる場所を見つけるために、転職を考えてみましょう。

信頼できる上司や同僚がいない

様々な人間が働く会社では、仕事上信頼できない上司や同僚に出会う機会が残念ながら存在します。自分だけが頑張ろうとしても、そうした上司や同僚の無理解から、仕事がしづらく、我慢が増えるというデメリットもあるのは事実です。

また人間的になじめない、信頼ができない、ということもあるでしょう。そのような環境だと、精神的なストレスがさらに増えてしまうかもしれません。もし、過酷な状況と信頼できない上司や同僚の多い職場なら、思いきって環境を変えるほうがよいです。

退職を考えた場合にやっておいた方がいい5つのこと

仕事がつらくなっているときは辞めたいという気持ちが強くなっていますが、衝動で辞めてしまうと、次の職場でも同じことになってしまう可能性もあります。

今の会社でできる選択はあるか、次の会社ではどういう働き方をしたいか?など、今の現状とこれからのキャリアを考えてみましょう。

【退職前にやること①】信頼できる上司や仲間に相談する

まず「辞めたい」と感じていることを、信頼できる上司や仲間に相談しましょう。もし辞めたい理由が会社への提案、部署が変われば解決できるのであれば、その方が労力も少なくて済むからです。上司や仲間は、そうした問題解決の助けとなります。

しかし辞めたい理由が、パワハラやセクハラ、社風、体調不良など、会社や自分では改善できないものであれば、第三者視点で冷静に判断してもらう方が望ましいです。客観的な情報や意見が得られやすく、アドバイスもより的確なものになります。

【退職前にやること②】業務内容を見直す

仕事やスケジュールが過密で辛い場合には、業務内容をまずは見直してみましょう。もしかしたら他の人に任せてもよい仕事を、抱え込みすぎている可能性があります。

仕事の工数を減らすことができれば、今の環境を変えることにつながります。会社を辞める前に、今の環境や働き方を変えられるかどうかを見直してみましょう。それが無理だとわかってから転職に踏み切っても遅くはありません。

【退職前にやること③】今後のキャリアプランの設計

平均寿命が延びた現代で40代以降自分が何をしていきたいか、より広い視野でキャリアプランを考えなくてはいけません。仕事だけにとどまらず、今後暮らしたい場所や結婚、育児、趣味など、様々な考え方があります。

仕事をする場所も、会社だけではなく、自分で起業することも選択肢に入ります。今後自分が理想とする暮らしを実現させるには、どんなことを学んでいきたいのか、どんなことをしたいのか、具体的に見直してみるのも良いでしょう。

また資格取得を目指すのなら、取得しやすい職場を目指すのも手です。今いる会社では実現できない目的がある人ほど、今後のキャリアプランをしっかりと考えておく必要があります。

【退職前にやること④】自分の市場価値を確認しておく

自分が今までやってきた経験や資格が転職にどう生かされるのか、自分が希望する仕事は転職先にあるのかなどは先に確認しておきましょう。また、自分の強みや価値を知ることは面接などでも有利になります。

転職サイトの適職診断を使うと、自分に合った仕事を診断してくれ、そのまま実際の求人まで紹介してくれることもあります。自分の希望している仕事があるかどうか調べておくとよいです。

【退職前にやること⑤】転職活動のやり方や退職スケジュールを確認しておく

退職後に少しゆっくりする時間がほしいという場合は急ぐ必要はありませんが、退職後すぐに仕事に就きたい場合は退職前から転職の準備を進めるようにしましょう。

転職活動は、在籍中に行うか?辞めてから行うのか?によってやりかたが異なってきます。

在籍中に行う場合

在籍中に行う場合のメリットは、収入がある中で転職活動ができるので自分の希望する仕事が見つかるまで、余裕をもって活動が行えます。デメリットは、面接のスケジュールを組む時は仕事終わりや休みの日、または有給などをうまく使ってスケジュール組まなければならない点などがあります。

仕事を辞めてから転職活動する場合

仕事を辞めてから転職活動する場合は、面接のスケジュールは相手に合わせやすいので活動しやすいです。しかし、今まで入ってきていた収入が一旦途切れるので、貯蓄などが十分でない場合、急いで転職先を決めることになったり、決まらずに焦ったりすることもあります。

今の仕事の状態や貯蓄にどれだけ余裕があるかなど、人によって選ぶ転職活動の方法は異なりますので、どんな転職活動が向いているのか辞める時を想定して考えておくことをおすすめします。

メリット
デメリット
在職中に活動 収入面は安定している スケジュールが組みにくい・休日なども忙しい
離職してから活動 相手のスケジュールに合わせやすい 収入面で不安定・精神的に焦る

退職のスケジュール

また退職を伝える期間は、法律では2週間前となっていますが、会社によって就業規則でそれぞれ定められているので、自分の会社はどのくらい前に退職の意思を伝えたら辞められるのか確認しておきましょう。

退職の流れや手続きに関しては会社退職までの流れを知っておこう|退職後の手続きと注意事項も公開でも詳しく紹介しています。

失業保険の受給

退職してから次の仕事が決まるまでの間、条件に満たしていれば失業保険がもらえます。なかなか仕事が決まらない時や次の仕事まで期間がある場合、少しでも収入があると精神的にもありがたいです。

しかし、もらえる期間にはひとそれぞれ条件があります受給の条件は失業保険の受給期間について。退職する前に確認しておこうで確認してみてください。

【タイプ別】おすすめ転職エージェント

転職を考えるは転職エージェントがすすめですが、転職エージェントと一口に言っても、特徴はさまざまです。ここでは「女性向けタイプ」と「初転職向けタイプ」の2つの視点からおすすめ転職エージェントを紹介します。

【女性の転職に力を入れている】転職エージェント3選

女性ならではの事情を考慮した企業に特化して探すときは、女性向けの求人が多く集まる転職エージェントを選ぶのがおすすめです。

パソナキャリア

パソナキャリアは、バランスの良い支援を求める人におすすめです。総合人材サービスの先駆者として25万人以上の転職を支援してきた大手転職支援サービスであり、所属するエージェントの質が高く、丁寧に指導してくれるという特徴があります。

また2016年3月からは、女性活躍推進コンサルティングチームが設立されました。またパソナグループ全体で見ても、管理職の半数が女性と、女性の活躍に向けて熱心に取り組んでいる企業です。女性のアドバイザーを希望することもできるため、女性特有の事情への理解度も高いと言えます。

パソナキャリア詳細はこちら

マイナビAgent

マイナビAgentは、転職先を探しつつ働きたい、と考えている人におすすめです。女性向けに扱う求人は営業職やコンサルティング職、技術職を中心としており、サポート期限が設けられていないため、自分のペースに合わせてサポートしてもらえます。

求人サイトの中でも大手であるマイナビには、転職情報を見ることが出来るマイナビ転職、看護師向けのサイトであるマイナビ看護師など専門性を持ったサイトがいくつかあります。その中でも、マイナビAgentは約8割が非公開求人と、自分の希望に合う求人を見つけてもらいやすいのが特徴です。

しかし求人数では、リクルートエージェントやdodaにやや劣ります。

マイナビAgentの詳細はこちら

リブズキャリア

リブズキャリアは、キャリアアップしつつワークライフバランスも大切にしたいと考える人におすすめです。求人紹介や相談に乗ってくれるエージェントの他、厳選された企業やキャリアパートナーからのスカウトが受けられます。

企業の管理職案件も多く、年収400万円以上の求人に限定されており、なおかつ女性活躍プロジェクトに賛同する企業と提携していることから、独占求人も豊富です。女性のキャリアに詳しいコンサルタントが対応してくれるため、キャリア面談も効果的と評価されています。

ただし高学歴・高収入のキャリアがある人向けの転職エージェントであるため、一般職や事務職探しには不向きです。

リブズキャリアの詳細はこちら

【転職が始めての人にも安心】サポート機能が充実している転職エージェント3選

転職エージェントのサポート機能は、基本的な企業の情報提供以外にも、履歴書のブラッシュアップや面接対策といった具体的な対策など様々です。初心者ほど、具体的な対策があると転職時の味方になってくれます。

doda

上質な担当者にお世話になりたいと考える人におすすめです。dodaは業界でもトップクラスの求人数を誇り、職務経歴書や履歴書など具体的な転職に向けたアドバイスをしてくれる転職エージェントとして人気があります。

一般職や事務職などには強いものの、反面で専門性が高い技術職だと期待した成果が得られないこともあります。広く様々な企業の求人を集めたい人に向いているといえるでしょう。

dodaの詳細はこちら

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、全国規模で求人情報をチェックしたいと考える人におすすめです。模擬面接サービスもあり、これまで面接経験が少なく自信がないという人にとっても、便利なサービスです。リクルート自体が1977年より転職支援サービスを展開しているのも、強みと言えるでしょう。

一方で、利用者が多いがゆえに、担当者のレスポンスが遅かったり、綿密なサポートが受けられないと感じたりすることもあります。他のエージェントサービスと組み合わせて使うと、より効果的です。

リクルートエージェントの詳細はこちら

Type 転職エージェント

Type転職エージェント東京や神奈川、埼玉、千葉の中で求人を探したい、と考える人におすすめの転職エージェントです。20~30代の転職者のサポートが得意であり、扱っている求人も非公開であることから、大手企業などの独占求人に出会えるのがメリットです。

キャリアアドバイザーのサポートも手厚く、特にIT・通信・Web関連の専門知識に長けています。SEやデザイナーにもおすすめの転職エージェントです。

Type 転職エージェントの詳細はこちら

転職活動をするときのポイント

転職を選ぶ人はたくさんいますが、その中でも成功する人と失敗する人に分かれます。自分が「転職してよかった!」と思えるように、転職前の準備を4つのポイントに分けて解説します。

転職理由を明確にしておく

転職理由はその後の転職活動を左右するだけでなく、会社選びにも深く関わります。「何となく嫌だから」「前の会社ととにかく違う職種が良い」といった理由で転職を始めると、次も同じような会社を選んでしまう可能性があります。

また転職理由は採用時の面接で、必ずと言って良いほど聞かれる項目です。薄い理由だと、採用が難しくなる恐れもあります。なぜ今の会社を辞めたいのか、その理由を整理して話せるようにしておくと、次の目標となる会社や条件が明確になり、転職に置いて有利です。

転職条件に優先順位をつける

転職理由を詰めていくと、転職先の条件が明確になります。しかし全ての条件を満たす会社を探していると、転職期間がどんどん伸びる可能性も考えられます。転職期間が長くなると、会社側は「何か問題があるのではないか?」と考え、採用に消極的になるためです。

そこで将来的に「ここは譲れない」と思う条件を決めておくと、転職先探しが楽になります。「残業時間が10時間以下」や「昇給制度あり」など、自分が転職する理由となったことを解決できる条件をあげておくと良いでしょう。

反対に「ここは満たしていなくても大丈夫」という妥協点が分かると、キャリアや可能性を広げられる職場に巡り合うかもしれません。

女性に対するサポートが整っている企業を選ぶ

20代後半から30代前半の女性は「新卒に比べて社会人の基礎ができている」と期待される一方で「結婚や出産による早期離職」を懸念されがちです。自分自身にそういうキャリアプランがなくとも、会社側に判断がゆだねられるため、事前に女性に対するサポートをリサーチしましょう。

もし会社側が「30代前半の女性は産休に入りやすい」という価値観を持っているのなら、避けた方が無難です。急な子供の発熱に対応することができる、産休や育休の福利厚生についてはっきり提示している会社を選んでみましょう。

面接の時に聞いてみるのも効果的ですが、情報が集まりにくければ転職エージェントサービスを頼るのも手です。企業の人事と連絡を取る機会も多いため、情報が分かりにくい中小企業やベンチャー企業の内情について教えてもらえる可能性があります。

培ったスキルを具体的にアピールしていく

基本は年齢によらず具体的な就業経験を、面接官にも分かりやすいように説明できるのがベストです。くわえて年齢に応じて、転職の際に武器となる要素は異なります。

20代後半から30代前半は、企業に応じたスキルアピールを積極的に行っていきましょう。事務職ならExcelやWordの技術力、営業や販売職なら実際に仕事で出した成果をアピールすることで、面接でも有利になります。

自分だけで判断すると「また違った職場に就職してしまうのでは?」と思う人は、信頼して相談できる人を見つけておくことも大事です。特に、自分と相性の良く、いろんな会社のことを知っている転職エージェントと出会うことが転職を成功させる秘訣です。自分を客観的に見て、アドバイスをもらいながら転職活動をしましょう。

仕事を辞めたいと思ったときは自分自身を見つめ直す機会

まずは、自分の中の辞めたいと思う気持ちがどこから来ているのかを知ることが大切です。そのうえで続けるべきか、辞めるべきかをじっくり考えてみましょう。今は辛い気持ちが強くても、それは自分の弱さと思わずに、正直に自分の気持ちを確認しましょう。

いきなり、辞める、続けるの判断が難しい場合はすぐに結論を出さなくても大丈夫です。自分の性格や強みを知り、少しづつでも今の環境を変える準備をしていきましょう。

▼自分の強みや性格を診断してみよう▼

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LITORA編集部

自分らしい生き方を見つけたい。大好きなものに囲まれる生活をしたい。暮らしや仕事、オシャレも美容も恋愛も“自分らしく心地よく”を軸に自分のライフスタイルに合わ...

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