資格・語学

秘書検定の難易度とは?ビジネスや私生活で役立つ資格を知ろう

社会に出る前に基本的なビジネスマナーを身につけておきたい方や社会に出てからでも自分に自信をつけるために秘書検定を取得したい方へ、秘書検定の試験内容や合格率、身につけられるスキルなどをみていきましょう。

秘書検定に挑戦してみよう

秘書検定は、将来秘書になりたい人だけが取得するものとは限りません。秘書検定は就職試験などに有利といわれているので、高校生や大学生のうちに取得しておこうと考えている方も多いのではないでしょうか。また社会人になってからも、正しい敬語の使い方や接客におけるエレベーターの使い方まで社会人らしいビジネスマナーを身につけるために取得したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかしどうやって何から勉強したらよいのかわからなかったり、その内容や難易度も気になるところです。また資格取得までどのくらいの期間を要するのかも気になります。ここでは、これから秘書検定の取得をめざす人たちのために、人気の高い秘書検定の内容と難易度を分かりやすく解説していきます

秘書検定で身につくスキル

では秘書検定の勉強をすると、どのようなスキルが身につくのでしょうか。ここでは秘書検定で学べる役立つスキルをみていきましょう。

社会一般常識を身につけられる

秘書検定では、社会に出て働く際に必要不可欠な一般常識やマナーを身につけることができます。したがって、これから就職を控えている方や社会人として接遇やマナーなどに自信がない方でも秘書検定の勉強をすることで社会の一般常識を身につけることができます。

また会社などのビジネスの場だけでなく、恩師やお世話になった目上の方に会うときの言葉遣いなど、私生活の場でも身についた一般常識やマナーを役立てることができます。

冠婚葬祭の内容を把握出来る

今後も友人や親族、会社の関係者など、冠婚葬祭に出席する機会が多くあることでしょう。冠婚葬祭の場では、普段とは違う特有のマナーが多くあり、そのマナーを知らなければ戸惑ってしまうものです。

秘書検定の勉強内容には、結婚式や葬儀の時などの特有のマナーを学ぶことができます。急な場合にも備えて、秘書検定の勉強を通して冠婚葬祭の内容をしっかり把握していれば、いざというときに慌てずに対応できる能力を身につけることができます。

事務職についている方や考えている方にオススメ

事務職の場合、電話対応をはじめ来客に対する接客や、文書を作成する際の敬語などの言葉の使い方など、ある程度の社会人としてのビジネスマナーが身についていることを会社としては期待するところです。これから就職を控えており事務職を希望している方や現在事務職に就いている方にとっては、秘書検定を取得していればマナーや常識を身につけているというアピールにもなります

就職試験の履歴書にも書くことができ、面接のときにも身についた立ち振る舞いが評価に繋がることが期待できます。またすでに事務職に就いている方にとっては、来客の対応などで高い接遇力が評価される可能性も期待できます。したがって、これから事務職をめざす方や事務職に就いている方には秘書検定はおすすめです。

秘書検定の合格率

いざ秘書検定をめざすことを決めても、実際の合格率などが気になってしまいます。ここでは、各級ごとの合格率と合格ラインをみていきましょう。

各級ごとの合格率

秘書検定には、3級、2級、準1級、1級とそのスキルによって四つに区分されており、合格率は級によってかなり差があるのが現状です。それぞれの級の合格率は、平成29年11月実施の場合、3級は66.3パーセント、2級は54.0パーセント、準1級は37.2パーセント、1級は31.4パーセントという結果でした。

また準1級と1級には二次試験で面接が実施されるため、合格率も低くなっていることがわかります。ちなみに就職試験などで提出する履歴書に書いて評価されるのは、2級以上といわれています。したがって毎回の志願者数や受験者数は、2級が最も多くなっています。

合格ラインの点数

秘書検定の試験が、3級と2級は一次試験の筆記試験のみ行われ、準1級と1級は一次試験の合格者のみが二次試験の面接試験に進むことができます。また一次試験の筆記試験には、理論領域と実技領域が含まれており、全ての級の合格ラインは理論、実技ともに60パーセント以上の正解で合格となります。

各級ごとの難易度

秘書検定3級の難易度

秘書検定3級はマークシート方式と記述問題で、試験時間は120分です。初歩レベルの業務を理解して、その知識やマナーを身につけていることを前提とした出題が多いので、秘書検定の基礎ともいえます。

その内容は、必要とされる資質、職務知識、一般知識、マナー・接遇、技能の5領域から、秘書になるための資質や必要な知識が最低限備わっているかを判断されることになります。そのため難易度は低めで、合格率は約8割弱と高くなっています。

【関連記事】秘書検定3級について詳しい解説はコチラ
秘書検定3級でスキルアップ。社会的常識やマナーを身につけよう

秘書検定2級の難易度

秘書検定2級はマークシート方式と記述問題で、試験時間は130分です。3級の学習内容を網羅した上で正しい敬語や接遇用語の理解や簡潔に報告や説明ができるか、また社内や社外で使う文書を正しく作成できるかなど、必要とされる資質、職務知識、一般知識、マナー・接遇、技能の5領域から、秘書になるための一般的な資質や必要な知識が備わっているのかを判断させます。

各級の中でも最も受験者が多く、合格率約5割程度となっており、難易度はそれほど高くありません。

【関連動画】秘書検定2級について詳しい解説はコチラ
秘書検定二級を取得するメリット。ビジネスマナーや常識も学べる

秘書検定準1級の難易度

秘書検定準1級はマークシート方式と記述問題で、試験時間は140分で、一次試験の筆記試験合格者のみ二次試験の面接試験に進むことができます。面接試験は、「あいさつ」、「報告」、「状況対応」の三つの課題を基に、三人一組で所要時間10分間のロールプレイングを行います。

「あいさつ」は、担当面接官に受験番号や氏名を言いあいさつします。次に「報告」は、担当面接官を上司と見立てて、秘書が上司に話す言葉を使って課題を報告します。そして「状況説明」は、担当面接官を来客に見立てて、適切な言葉を使い対応します。

全て終了すると、これらの内容を面接官が審査することになります。 面接試験に用いられる課題が、試験当日にならないとわからないため、合格率約3割強と難易度は高めとなっています。

秘書検定1級の難易度

秘書検定1級は他の級のようにマークシート方式の出題はなく、全て記述問題で出題され、試験時間は150分です。準1級と同じように、一次試験の筆記試験合格者のみ二次試験の面接試験に進むことができます。

また面接試験では、準1級が10分間で三人一組のロールプレイングだったのに対して1級は、15分間で二人一組のロールプレイングが行われます。さらに面接試験中に、報告などを行った際に担当面接官から質問されるなど、質疑応答に対する対応能力も見極められます。1級ともなれば、かなり高度な専門知識が必要なことに加えて、ビジネスの場で必要な技能を理解していることが求められます。

秘書検定の面接

準1級と1級で面接がある

秘書検定3級と2級は、一次試験の筆記試験のみですが、準1級と1級では面接試験が実施されます。したがって、面接試験の対策もしておかなければなりません。普段会社などで、来客応対をして慣れている方でも面接試験となると緊張してしまいがちです。昔と違って最近では、インターネット上の動画でも面接試験対策の情報があるので確認してみてはいかがでしょうか。

面接の合格率

準1級と1級どちらも一次試験の筆記試験では合格率が約50パーセントですが、二次試験の面接試験で約半数の人が不合格となっているのが現状です。このように面接試験がどれだけ難易度が高いのかがわかります。また最も多い2級の合格者が約15,000人いるのに対し、1級の最終合格者数は約300人とその差は明らかです。

合格する為の勉強時間

3級2級の勉強時間

難易度がそれほど高くないので、短期間でも市販のテキスト等を集中して学習すればほとんど合格できるようになっています。

準1級1級の勉強時間

準1級や1級の筆記試験は、市販のテキストや問題集を使ってしっかり学習すれば、短期間でも独学で合格することも十分に期待できます。しかし1級では面接試験に備えて、ビジネス検定対策講座である「秘書検定1級対策集合面接対策講座」などに参加する方も多くいるのが現状です。

また最近はパソコンやスマホを使ったオンライン講座もあるので確認してみてはいかがでしょうか。さらに1級に合格すると、合格後1年以内に実用英語技能検定2級以上やTOIEC470点以上など、指定される資格のうち一つ以上に合格することが求めらるので注意が必要です。

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秘書検定を取得してスキルアップしよう

秘書検定2級であれば、短期間の勉強でも十分に合格することが期待でき、挑戦しやすい級であるといえます。さらにスキルアップをめざすのであれば、少し時間をかけて対策するとよいでしょう。特に面接試験が難関なので、面接対策もしっかりとしておきたいものです。

一次試験の合格発表と二次試験の面接までに、十分な期間がないので、早めの対策が重要になってきます。またビジネス検定対策講座を受講するのであれば、その費用や学習期間などもしっかり確認しておくとよいでしょう。


LITORA編集部

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